網膜片頭痛
網膜片頭痛は、片眼の視覚障害に関連する稀なタイプの片頭痛です。 一般的に、網膜片頭痛の発作は短く、5分から60分程度です。
網膜片頭痛の発作は、片眼の視覚障害の前兆から始まりますが、一時的な視覚消失や閃輝暗点などが起こります。 視覚障害の前兆に伴って、またはその前兆の後に頭痛が起こることがあります。
網膜片頭痛の症状は、前兆のある片頭痛に似ているように思えるかもしれませんが、実は重要な違いがあります。 網膜片頭痛の視覚症状は片眼だけに起こりますが、前兆を伴う片頭痛の視覚症状は両眼に起こります。
網膜片頭痛の原因と治療法に関する研究はまだ確立されていませんが、視覚障害をトラッキングすることは、片頭痛発作の観察可能なパターンを確認し、通常の片頭痛発作と区別するのに役立つことが知られています。
頭痛ろぐをお使いの皆様の多くが、片頭痛発作の前兆として視覚障害を経験されています。今まで特に視覚症状に目を向けてこられなかった方は、ぜひ視覚症状もトラッキングすることで、片頭痛をよりコントロールしていっていただければと思います。