枕の話

枕の話

肩周りや首筋、頭にかけて枕の曲線がフィットする自分に合った良い枕を使用すると、負担なく眠ることができます。逆に、高さの合わない枕を使っていると、首回りの筋肉が不自然に緊張して首が痛くなったり、頭痛の原因になってしまいます。一般的に、最適な枕の高さの目安は首のカーブの深さ+2cmで、仰向けになった時に目線が真上から5〜10度下がっているくらいが良いとされています。また、寝返りが打ちやすい枕であることも重要なポイントです。とはいえ、「良い枕」とはとても主観的なものであり、皆様がどのような好みをお持ちかということにもよってきます。ご参考に次の3つをご紹介します。

低反発枕:
枕に頭を乗せると、頭の形に沿ってウレタンがぐんぐん沈み込んでいき、首の形にフィットします。どの姿勢にも枕が頭の形に合わせて柔軟に変化し受け止めてくれるので、頭の重さが均等に分散されて楽な姿勢で眠ることができます。そのため、より快適な寝姿勢で眠ることができます。ただし、最初はウレタン素材の枕から化学物質の匂いがする場合があります。強い匂いが苦手な方は避けた方が無難ですが、風通しの良い所で陰干しすれば良いようです。水では洗えませんのでご注意下さい。

そば殻枕:
そばの実を取った後に残る殻を使用した枕です。空洞があるそば殻により空気が循環し、吸湿性に優れていながら通気性もあり、枕に頭をつけていても汗の不快さを軽減する効果が得られます。枕に頭を乗せると自然とそば殻が動き、理想的な寝姿勢になります。

冷却枕:
脈打つような激しい頭痛の方には、冷却枕が良いでしょう。首から脳に流れる血液を冷やすことで、片頭痛発作の痛みに関連する強力な血管収縮とリバウンド血管拡張を防ぐことができます。

結局のところ、万人に「正しい」枕というものはありません。片頭痛の発作時は冷たい枕が必要になるでしょうし、調整可能な枕や、ヒートパックが必要になる時もあり、臨機応変に考えなければなりません。皆様それぞれにとって、頭や首に負担をかけずに快適に眠れる枕が良い枕となりそうです。

Jenny from Migraine Buddy
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